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2011/10/26

「I look around.」リリース文









個展開始から2日目。
遅ればせながら、展覧会ご挨拶の文章を修正して会場に設置させていただきました。


そんな訳でこちらにも文章載せます。
ご興味ある方はご覧下さい。







ごあいさつ
 私の制作はすべて、ある1つのイメージの具現化を試み、それが何であるかを追求し続けることにあります。私の作品に頻繁に登場する二葉はそのイメージの中によくあらわれるモチーフで、植物としての二葉というよりは、二葉の存在感や光景をイメージに忠実に現したいと思いました。
 今もその考えは変わりませんが、今回は前回の展示で空間いっぱいに広がった「具現化されたイメージ」を同じ空間の中で、どう切りとって持続可能な形にするか試みます。淡く不定形な存在を侵すことなく小さな形に切りとること、そのために今回は「窓」のモチーフを必要としました。
 窓は内と外の間に位置します。そして、二葉の茂る光景にも私は似た印象を持っています。両方とも私の内面と外界の間に存在しています。具現化したいイメージはまさにその間のどこかに存在していて、私は常にそれを探しています。制作はそのための手段です。そして、それはまだ見つかっていない。けれど、少しずつ輪郭を現しつつあります。そんなプロセスの1つとしてご覧いただければと思います。



Greetings
All my production tries the embodiment of a certain one image and are to continue pursuing it what it is. The budding to come up in my work frequently wanted to show presence and a scene in childhood in an image in a motif to appear in the image well faithfully rather than the childhood as the plant. The thought does not change, but space cuts "the embodied image" that until the end of it, opened by the last display how this time in the same space and does it in sustainable form or still tries it. I needed the motif of "the window" with a thing, that purpose to cut in small form without invading the existence that was an indeterminate form faintly this time. While I am out of inner the window is located. And I have a similar impression toward a scene growing thick of the childhood. Both exist between my inside and outside world. There is right the image that I want to embody wherever of the meantime, and I always look for it. The production is means of that purpose. And it is not yet found. However, I am showing an outline little by little. I think that you can see it as one of such processes. 
Thanks.

Amano irika

2011/10/25

個展「I look around.」

そして、久しぶりすぎる更新。


今日は2011年の私の個展「I look around.」のスタートの日。


搬入を数時間前に終え、ホッとしつつも、まだ、搬入の余韻が残る深夜。






今回は3週間というたっぷりな展示期間をいただき、東京で行われるアートフェアULTEA004にも出品させていただき、ホントにありがたいことです。




個展も3回目、いろいろな機会の中で作品を作り、展示してきているのに、搬入して、展示して作品を見るということに未だ不思議な感覚を覚えます。
自分の中にあったイメージが外にでて目の前に現れること。頭のなかではボヤけて美しくしか見えなかった細部が現実に現れた時のギャップの怖さとそれをクリアできた時の達成感。  
これから、どんな人が作品を見てくれるのか、そして私自身、自分の作品がどう見えてくるのか。両方が楽しみです。






こちらのページより一足早く(私が遅すぎなのですが、)お世話になっているギャラリーイントラートさんのリンクです。
http://www.intro-art.com/banana/20111024124115.html
そしてULTORA004の詳細
http://www.intro-art.com/banana/20110914004049.html