3月のドイツ展での制作に向けて、ONGAESHIプロジェクトの日本展での作品をコンセプト文とともに紹介します。
[ Inside for outside ]
手法;インスタレーション
素材:金属、照明、布
サイズ:可変
制作年:2014
私は、「境」をテーマに制作を続けている。境とは2つの異なるものがあって存在する、どちらとも言えない、淡く揺らいだ部分のこと。
それらは存在し続けているのに、時間や状況の中で変化し、曖昧になり、時として消失したかのように認識される事柄。
それらは常に世の中に満ちあふれているもの。
それらを個人的な小さなことも広い大きな視野の場合も同じように向き合い見つめてみたいと私は思う。
見つめるために私は何かを作るという行為をする。
今回は、国際交流のプロジェクト展という状況や時間の経過を感じさせる展示空間から「個と個の境目」「シェルター」「皮膚」といったイメージが浮かび、内面と外面の関係を思う作品となりました。
(作品テーマの半分は状況と環境の中で生まれますが、もう半分は過去の作品と全てつながっています。よければstatementのページもご覧下さい。)
photo by masami fujii
国際交流のアートプロジェクトという今までにない状況と、その中で会うことことができた「こと」や「人」のおかげで今回の作品ができました。関わっている方々全てに感謝しています。
次はドイツのブレーメンでこのことを試み、制作をしたいと考えています。
現在、このアートプロジェクトの支援を呼びかけています。
一口500円〜で、お礼の内容もメンバー皆で考えました。(中には作家の作品をプレゼントさせていただくプランもあります!)
ご興味もっていただき、ぜひご協力いただけたら幸いです。
詳細はcrowd fundingのページをぜひ見てみてください。
活動全体の内容も紹介してます。
*おかげさまで、目標金額を達成しサクセスさせることができました。ご支援ご協力下さった皆様に心より感謝致します。ありがとうございました!*