紙という素材は本当に広くて深いとしみじみ。
続きまして、3月は「KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2013」に出品します。
eco&art award2013
会期 3月6日(水)〜3月22日(金)
10:30〜19:00 ※最終日15:00クローズ
審査発表 3月20日(水祝)
場所 コニカミノルタプラザ(新宿駅東口から徒歩1分)
詳細は下記に
http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2013march/ecoart/exhibit.html
作品は実際に会場でご覧いただくことにしまして、
この機会をいただくことでコンペティションのテーマをふまえつつ、私の“制作の根っこ”とどうリンクさせることができるのか?ということを考えるキッカケとなりました。
考えを整理するためにテキストを作って&直してを何回も繰り返しましたが、それもまた大事な経験値かと思える作業でした。
そんな訳で、作品「Rings」のテキストを紹介することにします。
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Rings
無数の小さな輪が重なり、つながり、
時には離れ、収縮と膨張を繰り返し、動き続ける。
あたりまえに動き続けているから、
決して止まることはないから、
その瞬間を捉えてかたちにしたい。
ゆっくりと見つめることができるように、
時間をかけて、個の内面に落とし込んでいけるように。
— Ringsのためのテキスト—
私の作品の多くは1つのモチーフやそのモチーフからなる小さなオブジェを作品パーツとして、空間に連続的に配置するというスタンスをとっています。
作品モチーフを大量に作る中での繰り返しの作業は少しずつ形になる様を体験を通して、自身の内面に反芻させて向き合う行為であり、モチーフを空間に配置する作業は1つ1つの存在に意識を置きながら、そのつながりと流れを捉えたいという欲求からなる行為でもあります。
その欲求は自身の日常生活の中で常に感じることで、何かを作ることは私にとって“向き合う”方法を探す手段なのかもしれません。
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また、後日作品画像もご紹介したいと思います。